【 自由って可能性の芽だ。】

「ねぇ、先生!夜の空みた? 星がすっごく綺麗でね。近いの。」 辛い思いをして、苦しくなって下を向いていたあの子が空を見上げていた。誰かと想いを分かち合いたいと、その言葉と表情から伝わってきた。 こんな素敵な場面が生まれたきっかけは...

福井県あわら市にある休校舎。 その活用案を探る一環として、LYHTYとあわら市とが、 昨年の『 不登校・登校拒否を考える夏の全国大会 』 をきっかけに連携を取り合い初めて合宿を開催しました。 活動内容は、 ⚫︎校舎探検 (波松小学校、吉崎小学校) ⚫︎流木などの漂流物を使ったクラフト体験 ⚫︎地元食材で夕食づくり (お鍋、カレー) ⚫︎地元の神社での左義長参加 などなど…。 お金では買えない時間で。ぎゅっと抱きしめたくなるような、心からあたたかくなる時間を地元の方と過ごさせて頂きました。 クラフト体験の中では、 「〇〇さん!」ある子がそう呼ぶ先には、 「どうしたんや〜。おぉ、すごくいい作品や。」と地元の方が。 今日出逢ったばかりなのに、これだけ人と人の距離って近くなるものかと。この出逢いもまた、ご縁なのだと思いました。

また、地元の方と子どもたちが輪となり囲んだ夜ご飯。 地元食材を見てメニューを決めて、買い出しに行き、調理をして…。 調理中や食事中の地元の方々との会話は、緊張するし不安だったと思う。

けれども、「もっと話したかった。写真撮ればよかったなぁ。」と一人の子が話してくれました。この言葉がなによりの答えだと思うんです。 今回のあわら市合宿。 強く強く感じたことは、やりたいことがすぐにできる環境の重要性です。 学校って「学」の字が入っているくらい、子どもの可能性を引き出す学びが転がっていて。 例えば、 ・放送室で自分が大好きな音楽をかける ・校長室でリラックスして寝てみる ・音楽室にある楽器を好きなだけ演奏する 本当はみんながちょっぴりやってみたいと思っているはずです。けれども制限があると中々できない。 でも、この合宿ではそれができた。 あぁ、自由って可能性の芽だ。僕らは自由だと今回の子どもたちをみて感じました。 *** 県境を越えたあたたかい繋がり。 公民連携や官民連携が謳われている今、その想いをどう動かすのかが求められているのだと思います。 このような素敵な出会いの場を提供して頂いたこと。あわら市の皆さまに心より感謝申し上げます。

「次は夏かな!」と、子どもたちもスタッフもあわら市の方も次回の合宿を楽しみにしています。 立場や垣根を越え、想いをさらにつなぎ広がり続けることが、今の社会をより良いものへと切り拓く一歩となると考え、私たちもその社会の実現を目指して励んで参ります。

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